この記事では、
転職活動を始めたときに
「年収が下がる転職はしない」と最初に伝えたにもかかわらず、
今の年収と同じくらい、あるいはそれ以下の転職を提案されたときに感じた
違和感について整理しています。
この話は、
エージェントを否定するためのものでも、
転職活動の失敗談でもありません。
提案された内容自体は、
現実的で、理解できるものでした。
それでも、
自分の中に引っかかりが残った。
その違和感は、
年収の多い・少ないという話ではなく、
最初に共有したはずの前提が、途中で消えてしまった感覚でした。
今、
転職活動をしているけれど、
何を基準に判断すればいいのか分からなくなっている人にとって、
状況を整理する材料になれば幸いです。
目 次
最初に決めていた「譲れない前提」
転職活動を始める前に、
私はひとつだけ、はっきり決めていました。
年収が下がる転職はしない。
これは、
強気な条件でも、理想論でもありません。
生活の土台を崩さないこと。
再起を続けられる状態を保つこと。
その前提を壊してまで、
動くつもりはありませんでした。
だからこそ、
エージェントとの初回面談でも、
この条件は最初に伝えています。
市場相場と、自分の立ち位置を確認した
面談では、
まず市場の相場を教えてもらいました。
同じ職種・経験年数で、
どのくらいの年収レンジが現実的なのか。
今のスキルセットで、
どこまで狙えるのか。
年収を上げるために、
何を積み上げればいいのか。
相場を知ること自体が、
この時点での目的でした。
現実を知る覚悟は、
最初からできていました。
提案されたのは「今と同じくらいの年収」
話を進める中で、
提案されたのは
今の年収と同じくらい、
もしくはそれに近いレンジの求人でした。
「まずは経験を積んで、
2〜3年後にもう一度転職を考えましょう」
この提案が、
現実的であることは理解できます。
決して、
間違った話ではありません。
違和感の正体は、提案内容ではなかった
それでも、
自分の中に違和感が残りました。
それは、
提案された求人そのものではありません。
最初に伝えていた
「年収が下がる転職はしない」という前提が、
話の途中で共有されなくなったように感じたことでした。
提案が正しいかどうかではなく、
判断の前提が、途中で土俵から外れてしまった感覚。
それが、
一番の引っかかりでした。
評価されたわけでも、否定されたわけでもない
誤解してほしくないのは、
この面談で
転職を否定されたわけではありません。
「今は無理だ」と言われたわけでも、
「価値が低い」と評価されたわけでもない。
ただ、
見ている前提と、
判断の軸が噛み合っていなかった。
それだけのことでした。
この違和感が教えてくれたこと
この経験で、
ひとつはっきりしたことがあります。
転職活動では、
求人の良し悪し以前に、
どんな前提で話が進んでいるかが重要だということです。
自分にとって、
年収は目的ではありません。
再起を続けるための条件であり、
挑戦を何度も重ねるための土台です。
その条件が共有されないまま進むなら、
一度立ち止まっていい。
だから私は、こう対応した
この違和感に気づいてから、
私は一度ペースを落とし、
「何を前提に話しているのか」を
もう一度整理し直すことにしました。
転職を急ぐ必要はありません。
判断材料を集める時間は、
自分でコントロールしていい。
そう考えるようになりました。
まとめ
年収が下がる転職はしない。
その前提を伝えたうえで始めた転職活動でした。
提案された内容は、
現実的で、理解できるものでした。
それでも残った違和感は、
条件そのものではなく、
判断の前提が途中で共有されなくなったことでした。
転職活動は、
すぐに結論を出す場ではありません。
判断材料を集め、
自分の基準を確かめる時間です。
前提が噛み合わないと感じたなら、
無理に前へ進まなくていい。
一度立ち止まり、
何を軸に話が進んでいるのかを
確認するだけでも十分です。
再起は、
一度の転職で完成するものではありません。
土台を崩さない選択を重ねながら、
静かに続いていくものだと思っています。
一緒に前へ進んでいきましょう。
