転職

内定を2社もらったときの判断基準|次も選べるかどうか

この記事では、
37歳で初めて転職活動をし、
内定を2社からもらったときに、
私が何を基準に考えていたのかを整理しています。

結論から言うと、
その時点で、私はまだ
「転職を決意した」という感覚はありませんでした。

はじめて、
選べる選択肢が目の前に並んだ
ただ、それだけです。

アルバイト先で契約社員になり、
そこから正社員に登用され、
本社に異動して経理にも携われるようになった。

これまでの人生で、
「どちらを選ぶか」と悩める場面は、
正直ほとんどありませんでした。

だからこそ、
内定をもらった瞬間は、
嬉しさよりも先に、戸惑いがありました。


はじめて「選べる状態」になった

内定は、2社からもらいました。

どちらも都内の会社で、
業界は今とは違う。
職種は経理。

経験を取りに行ける環境で、
年収も、今より上がる。

条件だけ見れば、
どちらも前向きな選択肢でした。

ただ、
「どちらが正解か」という問いは、
私の中では最初から立てていませんでした。

それよりも、
もっと気になっていたことがあります。


37歳で、経験を取りに行くという選択

37歳という年齢で、
私が考えていたのは、
「今、何を取りに行くか」でした。

年収を一気に上げること。
肩書きを手に入れること。

それらが大事でないとは思いません。

ただ、
フリーターから再起してきた自分にとって、
一番怖かったのは、

この選択で、次が閉じてしまうことでした。


最終的な基準は「次も選べるかどうか」

最終的に私が考えていたのは、
どちらが正解か、という話ではありません。

この選択をしたあと、
自分は、また選べるだろうか。

・次の判断を、自分の言葉で説明できるか
・視野が狭まる環境ではないか
・もう一度、選び直す余地が残るか

一度の選択で、
その後の判断が縛られてしまう状態には、
したくありませんでした。

一か八かの勝負はしない。
生活の土台が崩れる前提では動かない。

何回でも挑戦できる状態を、
できるだけ長く保っておく。

それが、
フリーターから再起してきた自分が、
一貫して大事にしてきた基準です。


転職はゴールではなく、再起の手段

内定をもらったことで、
はじめて、
「転職する・しない」を選べる立場に立ちました。

でも、
転職そのものがゴールになったことはありません。

私にとって転職は、
再起のための手段のひとつです。

今回の選択が、
その後の自分を縛るものになるのか、
それとも、
次の選択肢を増やすものになるのか。

その一点だけを、
最後まで考えていました。


まとめ

内定をもらったとき、
私はようやく
「選べる場所」に立てたのだと思います。

過去の私は、
選ばれる側でいることがほとんどでした。

でもこのときは、
違いました。

どこに行くか、ではなく、
どんな状態を残したいか。

次も選べるかどうか。

その基準で考えたこと自体が、
私にとっては大きな変化でした。

転職は、
人生を一発で変えるための賭けではありません。

再起を続けるために、
選び直せる余地を残す行為だと、
今は思っています。

私もまだ再起の途中です。
一緒に前に進んでいきましょう。