再起

再起を終わらせる地雷マップ⑤|休日の過ごし方 ──前に進めない日を「退場しない日に変えた考え方」

28歳まで、私はフリーターでした。
社会人経験はゼロ。
就職経験もありません。

正社員として働くこと自体が初めてで、
「社会でやっていけるのか」という不安を
毎日抱えながら仕事をしていました。

再起を誓ったとはいえ、
最初から前向きだったわけではありません。

むしろ、
どう崩れずに続けるか。
そればかりを考えていました。

この記事では、
再起の途中で気づいた
「休日が崩れる要因になりやすかった理由」と、
休日の役割をどう捉え直したか
について書いています。

再起には時間がかかります。
だから私は、
前に進む工夫よりも先に
退場しない設計を意識するようになりました。

最初は、休日は「立ち直るだけ」で精一杯だった

仕事を始めたばかりの頃、
休日はほとんど寝ていました。

平日は気を張り続けていて、
正直、体力も精神も余裕がなかった。

「疲れているんだから仕方ない」
そう思って、
昼過ぎまで寝ることもありました。

起きてからも、
何かしようとは思う。

でも実際には、
考えているうちに夕方になり、
夜になると、

「今日も何もできなかったな」

そんな感覚だけが残る。

致命的な失敗ではありません。
ただ、
少しずつ気力が削られていく感じがありました。

1年くらい経って、休日にも動ける日が出てきた

この感覚が変わり始めたのは、
仕事を始めて 1年くらい経った頃です。

いきなり余裕が出たわけではありません。

ただ、

・仕事の流れが少し分かるようになった
・注意される回数が減った
・平日の消耗が、わずかに軽くなった

その結果、
休日に完全に動けなくなる日が減ってきました。

ここで初めて、
「休日をどう使うか」を
考える余地が生まれました。

休日で取り返そうとして、うまくいかなかった

余裕が出ると、
今度は別の失敗をします。

平日にできなかったことを、
休日にまとめて取り返そうとする。

勉強もしよう。
将来のことも考えよう。
体も動かそう。

でも計画が重すぎて、
どれも中途半端。

夕方には疲れて、
夜になるとまた自己嫌悪。

今思えば、
休日に 平日の延長の役割
無理に持たせていました。

休日の役割を変えた

ここで、
考え方をはっきり変えました。

休日は、
前に進む日でなくていい。

「再起を続けるための日」
それだけでいい。

理由は単純です。

28歳までフリーターで、
社会人経験もなく、
就職経験もない自分にとって、

一番怖かったのは
遅れることではありません。

途中で折れて、やめてしまうことでした。

取り返せないのは、
失敗ではなく、離脱だと思っていました。

休日ごとに、

・動けなかった自分を責める
・理想通りに過ごせなかったと落ち込む

これを繰り返すと、
次の平日に立つ力が確実に削られる。

それに気づいてから、
休日に求めるものを
意図的に下げました。

いま意識している休日の扱い方

意識していることは多くありません。

・何もしなかった休日を、責めない
 → 責めると、次の週が確実に重くなるから

・夕方以降は、あえて予定を入れない
 → 18時以降に何か入れると、ほぼ失敗してきたから

・起きる時間と昼を取る時間は、平日に近づける
 → リズムが崩れると、月曜が立てなくなるから

前に進めなくてもいい。
成果がなくてもいい。

月曜に、また職場に行ける状態でいる。

それだけを目的にしています。

休日は「前進」ではなく「継続」のためにある

以前は、
休日=前に進む日
だと思っていました。

でも実際には、
続けられる状態を作る日でした。

再起は、
一度の行動で決まるものではありません。

立てる状態を、
何度も作り直すこと。

そのために休日を使う。

それだけで、
長く続けられるようになりました。

全部を変える必要はありません。
ただ一つだけ、決めてみてください。

この休日は、退場しないことを最優先にする。

前に進めなくてもいい。
止まってもいい。

ただ、
自分を削らない。

倒れても、立てなくてもいい。
カウントが進まなければ、それでいい。

それだけで、
再起は続きます。

一緒に、
再起を終わらせない設計
積み重ねていきましょう。