再起

最後はやる気で決まる──だからこそ「やる気が作用するステージ」に立てる環境がすべて

「最後はやる気」

試験や挑戦について話すと、
よく聞く言葉です。

確かに、それは事実だと思います。
最終的に結果を分けるのは、
粘り、踏ん張り、姿勢、熱意。

でも私は、こうも思っています。

やる気が結果を分けるのは、
誰にでも当てはまる話ではない。

やる気が“作用するステージ”に立てた人だけの話です。

私は、公認会計士試験で、
そのステージに立てませんでした。

合格点前後1点の世界で初めて「やる気」が効き始める

私の感覚では、
試験で「やる気」が結果に影響し始めるのは、
合格点の前後1点に入ったあたりからです。

もっと具体的に言うと、

・毎日、過去問を解いている
・点数が安定し始めている
・合格点を何度か超え始めている
・落ちる日もあるが、致命的ではない

この状態に入って、ようやくです。

体感的には、
試験1ヶ月前〜直前くらい。

このステージに入ると、

・最後まで考え切れるか
・1問にどれだけしがみつけるか
・諦めずに手を動かし続けられるか

こうした「やる気」「姿勢」「思い」が、
本当に点数を左右し始めます。

逆に言えば、
このステージに立っていない段階で
「やる気が足りない」と言われても、
正直ズレています。

やる気は万能ではありません。
作用する場所が限られている

これは、私自身が何度も試験を受けて感じた、
かなり生々しい実感です。

会計士試験で、私はその土俵に立てなかった

私は公認会計士試験に挑戦していましたが、
最後まで、この世界に立てませんでした。

誤解してほしくないのですが、
やる気がなかったわけではありません。

むしろ、ずっとありました。

でも、

・毎日過去問を回せる実力に届かなかった
・合格点前後1点に収束しなかった
・成果が出ないまま足踏みしていた

能力不足だったのは事実です。

そして、
やる気が結果を分ける土俵に立てないまま、
時間だけが過ぎていった。

ここは、はっきり書いておきたい。

環境のせいだけではありません。
言い訳にしたいわけでもありません。

実力が足りなかった。
その現実から逃げなかった結果が、
あの挫折です。

だから私は、
「最後はやる気」という言葉を
軽々しくは使えません。

その言葉が通用する場所に、
自分は立てなかったからです。

宅建と簿記では、やる気が作用する場所に立てた

一方で、
宅建や簿記の勉強では違いました。

独学でしたが、

・毎日机に向かえる
・過去問を何周も回せる
・合格点を超える日が出てくる

明確に、
合格点前後1点の感覚を掴めた。

その段階に入ると、
確かに最後はやる気でした。

「今日はもう限界か」
「それでも、あと1問だけやるか」

この一押しが、
結果を分けていたと思います。

ここで初めて、
「最後はやる気」という言葉が
自分の中で現実になりました。

最後はやる気。だからこそ、環境が一番大事

ここまで書いてきて、
私の結論はシンプルです。

最後はやる気で決まる。
だからこそ、その“最後”に立てる環境が一番大事。

やる気が作用するのは、
ロングゲームの末にたどり着く
ほんの一部のステージです。

そこに立つまでには、

・膨大な時間
・毎日の積み重ね
・続けられる生活
・崩れない土台

が必要になります。

やる気を出す前に、
試合が終わってしまう人もいる。

私が会計士試験で経験したのは、
まさにそれでした。

やる気が作用する最後のステージに立ているか

もし今、

・「やる気が足りないのでは」と自分を責めている
・頑張っているのに結果が出ない
・挑戦が苦しい

そんな状態にいるなら、
一度こう問いかけてみてください。

自分は、
やる気が作用するステージに立てているか。

そして、

そのステージに立ち続けられる環境は整っているか。

やる気は大事です。
でも、やる気だけでは届かない場所がある。

だからこそ、
ロングゲームの中で
「立てる場所」を整えることが、
再起では何より重要だと、私は思っています。

私もまだ途中です。
一緒に、前へ進んでいきましょう。