成果が出ない期間が続くと、
過去の自分は、理由を探し始めていました。
「やり方が間違っているんじゃないか」
「何かが足りないんじゃないか」
「別の方法を選ぶべきなんじゃないか」
新しいテキストや問題集を探したり、
勉強法を調べ直したり、
ときには自分以外の要因に答えを求めたくなる。
これは、
簿記でも、宅建でも、転職でも、
成果が出なかった時期の、過去の自分の話です。
今振り返ると、
それは前に進むための行動というより、
成果ゼロの状態に耐えきれなくなった結果でした。
この記事では、
無風の期間に、なぜ成果ゼロの理由を探しにいってしまうのか、
そしてその行動が、どんな状態から生まれているのかを、
過去の自分の一次情報をもとに整理します。
新しいやり方を見つけるための記事ではありません。
理由探しをやめさせる記事でもありません。
判断を急がずに済む視点として、
読んでもらえたら幸いです。
目 次
成果ゼロが続くと、理由を確定させたくなる
成果が出ていない状態が続くと、
過去の自分は、その状態を放置できませんでした。
評価できない。
進んでいるのかも分からない。
このまま続けていいのかも判断できない。
だから、
「なぜ成果が出ないのか」という理由を、
早く確定させたくなっていました。
理由が分かれば、
この状態に名前がつく。
意味が与えられる。
そして、次の判断に進める。
過去の自分にとって、
理由探しは前進というより、
不安を処理するための行動でした。
成果ゼロの期間に、過去の自分が一番やってはいけなかった判断については、別の記事で整理しています。
(※ここに
「成果ゼロの期間に、一番やってはいけない判断」
への内部リンク)
28歳フリーターだった私は、外に答えを置きたくなっていた
過去の自分は、
28歳でフリーター、就職経験もありませんでした。
明らかに周回遅れ。
自分のやり方が正しいかどうかを、
判断できる材料もありません。
だから、
自分の中に答えを置くことができなかった。
その結果、
新しいテキスト、
新しい問題集、
新しい勉強法、
ときには「環境」や「向き不向き」に、
答えを置きたくなっていました。
外に答えを置けば、
「ここが原因だった」と言える。
それだけで、
少し安心できたからです。
新しいやり方は、不安を一時的に軽くしてくれる
新しいやり方には、
即効性があります。
少なくとも、
「いまの停滞からは抜け出せそうだ」
という感覚をくれます。
その安心感は、
「まだ終わっていない自分」でいさせてくれる感覚でもありました。
成果が出ていない現実を、
完全に肯定できなくても、
完全に否定しなくても済む。
でもそれは、
成果を出すためというより、
判断を早く終わらせるための材料でした。
過去の自分は、
正しいやり方を探していたというより、
この不安定な状態を、
早く終わらせたかったのだと思います。
無風の期間に、計画だけが増えていった理由についても、別の記事で触れています。
(※ここに
「無風期間に、計画だけが増えていく理由」
への内部リンク)
無風期間に必要だったのは「理由」ではなかった
今なら、はっきり分かります。
成果ゼロの期間に必要だったのは、
正しい理由を見つけることではありませんでした。
やり方を変えることでも、
外部要因を特定することでもありません。
必要だったのは、
判断を遅らせることでした。
理由を探し始めた時点で、
過去の自分は、
すでに結論を急いでいました。
今日できることは、一つだけ
今日やることは、一つだけです。
新しいやり方を探したくなったとき、
「なぜ今、それを探しているのか」を、
一行だけ言語化してみてください。
・成果が出ていなくて、不安になっている
・判断材料がなくて、外に答えを置きたくなっている
探す行動を、止める必要はありません。
ただ、判断を一拍遅らせる。
それだけで、再起は続きます。
まとめ
成果ゼロの期間に、
理由を探したくなるのは、
珍しいことではありません。
過去の自分も、
できない理由を見つけることで、
この状態に意味を与えようとしていました。
でも、
無風の期間は、
理由を確定させるフェーズではありません。
判断できる材料が、
まだそろっていないだけです。
今日、
理由探しに飲み込まれず、
一度立ち止まれたなら、
それだけで再起は続きます。
成果ゼロの期間に起きやすい思考のズレについては、前後の記事でも整理しています。
(※ここに102・103どちらか、または両方への内部リンク)
一緒に前へ進んでいきましょう。
