再起

成果ゼロの無風期間に計画だけが増えていく理由

成果が出ない期間に、
なぜか計画だけが増えていく。

勉強のやり方を調べ直したり、
新しいテキストを探したり、
ノートやメモが増えていく。

やっていることは増えているのに、
前に進んでいる実感は変わらない。

これは、
簿記でも、宅建でも、転職でも、
成果が出なかった時期の、過去の自分の話です。

無風の期間が続くと、
行動ではなく、
考えることだけが増えていきます。

でも今振り返ると、
計画が増えていた理由は、
前に進もうとしていたからではありませんでした。

この記事では、
無風期間に計画だけが増えていく理由を、
過去の自分の一次情報をもとに整理します。

今のやり方を否定するためではありません。
計画を増やさずに済む視点として、
読んでもらえたら幸いです。

無風期間に、なぜ計画だけが増えていくのか

成果が出ない期間は、
やっていることの良し悪しが分かりません。

点数も、手応えも、評価もない。
何が合っていて、何が足りないのかも見えない。

そんな状態が続くと、
過去の自分は、
今のやり方をそのまま続けることに
強い不安を感じるようになっていました。

そこで出てくるのが、
「もっといい計画があるんじゃないか」
という発想です。

でもそれは、
計画が足りないからではありません。

消化しきれない状態に、
ただ耐えきれなくなっていただけでした。

情報や選択肢が多すぎて、
どれも中途半端に感じてしまう状態です。

計画が増えるのは、前に進めていないからではなかった

計画を立て直しているとき、
過去の自分は、
少し安心した気分になっていました。

考えている。
見直している。
準備している。

その感覚が、
「何もしていない不安」を
一時的に和らげてくれたからです。

でも実際には、
行動量はほとんど変わっていません。

変わっていたのは、
頭の中の情報量だけでした。

計画が増えていくのは、
前に進めていない証拠ではありません。

評価できない状態を、
思考で処理しようとしているだけです。

成果ゼロの期間がつらくなる理由については、
「成果ゼロの期間がつらい本当の理由」という記事で、
別の角度からも整理しています。
(※ここに前々回の記事への内部リンク)

過去の自分は、思考のメモリを増やさないと決めていた

過去の自分は、
この状態に早い段階で気づいていました。

計画や選択肢が増えるほど、
頭の中に常にアプリが立ち上がっているような状態になります。

判断のたびに、
どれを開くか、どれを閉じるかを考え続ける。

それが面倒だった、
というのが正直なところです。

28歳。
フリーター。
就職経験なし。

周回遅れで、
これ以上遠回りする余裕はありませんでした。

だから最初に、
「増やさない」と決めました。

思考のメモリを、
これ以上使わないための判断でした。

テキスト・問題集・過去問だけに絞った理由

使うものは、
テキスト、問題集、過去問。

最初に、この三つだけと決めました。

理由は単純です。
これ以上増やすと、
「どれを使うか」を考える時間が
増えてしまうからです。

無風期間にきついのは、
行動そのものではありません。

判断が増えることでした。

だから、
使う道具は固定したまま、
中で試すようにしていました。

やり方を変えても、道具は増やさなかった

同じテキストでも、
読む順番を変える。
問題の解き方を変える。
時間の使い方を変える。

やり方はいくらでも変えられます。

でも、
道具を増やすと、
判断が一気に増える。

無風期間に必要だったのは、
選択肢を増やすことではなく、
選択肢を減らすことでした。

成果ゼロの期間に
「やめたほうがいい」という結論を出してしまいそうになる構造については、
「成果ゼロの期間に、一番やってはいけない判断」という記事でも整理しています。
(※ここに前回の記事への内部リンク)

無風期間に必要なのは、計画ではなく判断の制限

無風期間に、
新しい計画はほとんど必要ありません。

必要なのは、
判断を増やさないことです。

計画が増えるほど、
消化できない自分を
責めやすくなります。

でも、
消化できないのは異常ではありません。

評価できない状態が続いているだけです。

今日、計画を増やさなかったなら

無風期間においては、
「何かを足した日」よりも、
「何も増やさなかった日」のほうが、
実は前に進んでいました。

今日、
新しい計画を立てなかった。
新しい教材を増やさなかった。

それは停滞ではありません。

判断を一つ減らした、
という選択です。

それだけで、
再起は続きます。

まとめ

無風期間に、
計画だけが増えていくのは、
珍しいことではありません。

それは、
前に進もうとしている証拠でも、
意識が低いからでもありません。

消化しきれない状態に、
ただ耐えきれなくなっているだけです。

過去の自分は、
思考のメモリを増やさないために、
最初に使うものを絞りました。

テキスト、問題集、過去問。
それ以上は増やさないと決めた。

無風期間に必要なのは、
計画を増やすことではありません。

判断を増やさないことです。

今日、
新しい計画を増やさなかったなら、
それだけで再起は続きます。

一緒に前へ進んでいきましょう。