再起

成果ゼロの期間に変えない決断をしたときに思っていたこと

成果が出ない期間に、
「やり方を変えない」と決めるのは、簡単ではありません。

過去の自分も、
成果ゼロの無風の中で、
何度も別の選択肢が頭に浮かびました。

それでも、
変えない決断を置き続けていたとき、
何も考えていなかったわけではありません。

この記事では、
成果ゼロの期間に、
やり方を変えないと決めたとき、
過去の自分が何を考え、
何を基準に行動を積み重ねていたのかを、
一次情報として整理します。

行動を増やすための記事ではありません。
判断を早めるための記事でもありません。

変えない決断の裏側にあった思考を知ることで、
今の状態を見失わずに済む材料として、
読んでもらえたら幸いです。

成果ゼロの期間でも、ゴールだけは見失わないようにしていた

成果が出ていなかった頃、
過去の自分は、
「今うまくいっているかどうか」は
ほとんど見ていませんでした。

その代わりに、
ゴールだけは固定していました。

資格試験であれば、
ゴールは合格点を取ること。

そして合格点を取るとは、
試験時間中に、
得点率を最大化できる状態になることだと
定義していました。

成果がゼロでも、
この定義だけは、
勉強を始めた最初の段階から変えていません。

合格点とは「得点率を最大化できる状態」だと考えていた

合格点を取る、という言葉は抽象的です。

でも過去の自分にとっては、
合格とは「結果」ではなく
「状態」の話でした。

・満点を取る必要はない
・分からない問題が残ってもいい
・試験時間内で、取れる点を拾い切る

その状態に到達することが、
ゴールでした。

だから、
「いま理解できているか」よりも、
「本番で点になるかどうか」を
常に基準に置いていました。

過去問を解ける状態を、要素に分解して考えていた

成果ゼロの期間でも、
頭の中にあったのは、
「過去問を解ける状態になること」でした。

ただし、
過去問が解ける、という状態を
そのまま目指していたわけではありません。

要素に分解して考えていました。

・理解が足りない分野
・理解はあるが、時間内に解けない分野
・理解がなくても、暗記で拾える問題

これらは、
全部別の課題だと考えていました。

理解不足と処理速度不足は、別の問題だった

勉強を続けていると、
「分かっているのに解けない」問題が
必ず出てきます。

過去の自分は、
それをすべて
「理解不足」だとは扱いませんでした。

理解はある。
でも、処理速度が足りない。

これは、
やり方を変える話ではなく、
量を重ねる話だと判断していました。

一方で、
理解そのものが抜けている分野は、
テキストに戻る必要がある。

この切り分けができているかどうかが、
成果ゼロの期間を
抜けつつある兆候だと考えていました。

暗記だけで拾える点数も、最初から切り分けていた

資格試験には、
理解が浅くても、
暗記だけで拾える点数があります。

過去の自分は、
それを軽視しませんでした。

理解できないから後回し、ではなく、
暗記で取れるなら取る。

それも、
得点率を最大化するための
一つの選択でした。

ここまで要素分解できていれば、
成果が見えなくても、
「進んでいるかどうか」を
判断する材料は残ります。

やり方を変えるより、行動を積み重ねると決めていた

この段階まで来ると、
「やり方を変えたほうがいいのでは」
という迷いは、少しずつ減っていきました。

やり方を変えても、
この要素分解が消えるわけではありません。

むしろ、
やり方を変えることで、
また分解からやり直しになる。

それなら、
今のやり方のまま、
行動を積み重ねたほうが、
判断を先送りできる。

そう考えていました。

自分でコントロールできる行動だけをログに残していた

成果が出ていなかった頃、
過去の自分が記録していたのは、
点数や評価ではありません。

・過去問を何年分回したか
・どの分野に触れたか
・どれくらい時間を使ったか

自分でコントロールできる行動だけを
淡々とログに残していました。

不安は消えなかったが、終わらせなくて済んだ

正直に言うと、
このやり方を続けている間、
不安が消えたわけではありません。

28歳フリーターで、
就職経験もなく、
周回遅れのスタートだった自分にとって、
不安がなくなる瞬間はありませんでした。

ただ、
その不安を理由に、
終わらせなくて済んだ。

判断を先に進めず、
行動だけを積み重ねることで、
再起を途中で切らずにいられました。

もし当時、
「今のやり方が正しいかどうか」を
判断しようとしていたら、
たぶんここまで来られていません。

それが、
変えない決断を置いていた
一番の意味だったのだと思います。

まとめ

成果ゼロの期間に、
やり方を変えないと決めていたとき、
過去の自分は、ただ耐えていたわけではありませんでした。

ゴールを固定し、
状態を定義し、
要素を分解し、
自分でコントロールできる行動を
積み重ねていました。

変えない決断は、
止まることではありません。

判断を先送りしながら、
行動を積み重ねるための選択でした。

今日、
やり方を変えなかったとしても、
ゴールを見たまま
行動を一つ積み上げられたなら、
それだけで、再起は続きます。

一緒に前へ進んでいきましょう。