転職

就職活動経験なしの私が、転職でエージェントを使った理由

28歳までフリーター、社会人経験なし。
大学卒業後の6年間は、公認会計士試験に挑戦しながらも結果が出ず、
就職活動の経験すらありませんでした。

そこから清掃会社のアルバイト → 契約社員 → 正社員を経て、
31歳で本社経理に異動。
そして37歳で上場企業の経理へ転職することができました。

ここまで来れた理由のひとつが、
「転職活動でエージェントを使ったこと」 です。

この記事では、
就職活動経験ゼロの私がなぜエージェントを使い、
そこで何を聞き、どんな失敗と学びがあったのか。
そして、どうやって“年収150万円アップの転職”につながったのか。

同じように「転職が怖い」「誰に相談したらいいかわからない」と感じている方に向けて、
実体験にもとづきお伝えします。

就職活動経験なしで転職活動にエージェントを使った理由

私が初めて転職を考えたのは、
契約社員から正社員になり、本社の経理へ異動して数年が経った頃でした。
清掃会社での経理という環境の中で、
「もっと成長できる場所があるのでは?」
「年収を上げるためにはどうすればいいのか?」
と感じるようになっていました。

しかし──

私は就職活動経験がゼロ。
面接を受けたこともない。
履歴書もまともに書いたことがない。
転職活動自体が未知の世界でした。

だからこそ、まず思ったのが、

「ひとりで戦うのは無理だ。伴走者が必要だ」

ということでした。

さらに、経理職の強みは “異業界でも通用しやすい” こと。
そして、業界によって給与水準がまったく違う。

私は地方で働いていましたが、
「東京の方が経理を必要とする会社も多いし、チャンスも多い」
と感じていました。

しかし、この判断が合っているのかを確認できる相手がいない。

そこで私は、
第三者の視点を持つ転職エージェントに相談することを決めた のです。

エージェントとの面談で実際に聞いたこと

実際に会って面談をすると、
まず最初に聞かれたのは “大学卒業後の6年間のブランク” のことでした。

正直、この部分を話すのは恥ずかしかった。
会計士試験に挑戦したものの、何も成果を残せずに終わった6年間。
自分の殻に閉じこもり、人生が止まっていた期間。

しかし、私は正直にすべてを話しました。
怖さも、情けなさも、逃げていた事実も。

するとエージェントの反応はさまざまでした。

●あるエージェントの言葉

「6年間のブランクは、あなたにしかない経験です。
ちゃんと説明できれば強みにもなるはずです」

この言葉には本当に救われました。
“恥”だと思っていた部分が、見方によっては“伸びしろ”になると知った瞬間でした。

●別のエージェント

逆に、こんな人もいました。

「年収アップを希望されていますが、今より下げてみてはどうですか?」

いやいや、私は最初から
“年収アップが叶わないなら転職はしない” と伝えていたのに。
違和感しかありませんでした。

この瞬間、
担当を変えよう と本気で思いました。

●さらに、こんなケースもありました

・とりあえず引っかかりそうな求人を大量に送ってくる
・職種理解が浅く、経理のキャリアパスを説明できない
・こちらが希望を伝えても、「扱いやすい方向」に誘導してくる

エージェントの質は本当にバラバラです。

だからこそ私は、

複数社に登録して、複数の意見を聞くことにしました。

結果として、
経理の需要、年収の目安、どんな実務を積めば評価されるか、
方向性を明確にすることができました。

エージェントを使うときの注意点

エージェントはとても便利ですが、
使い方を間違えると後悔します。
私が痛感した注意点は次の3つです。

① エージェントは「人材が商品」である

彼らは転職が成功すると手数料が入るビジネスモデルです。
つまり、早く転職してくれた方が利益になる。

だから、焦らされることもある。

あなたの人生より、彼らの数字が優先される場面もあります。

② エージェントの質はバラバラ

有能な担当者もいれば、
とりあえず大量に求人を送りつけるだけの担当もいます。

だからこそ、

エージェントを複数使うのは“必須”です。

意見が偏らず、適切な判断ができるようになります。

③ 最後の決断は、エージェントではなく「自分」

どんな求人に応募するか。
どんな会社を辞退するか。
年収はいくらを基準にするか。

エージェントは交渉してくれるけれど、
人生の最終決断はあなた自身がするもの です。

焦ってはいけない。
働きながらならなおさら、
優先順位を決める必要があります。

【まとめ】

転職活動を通して痛感したのは、

「転職は一人で戦う必要はない」
ということです。

エージェントは客観的な意見をくれます。
市場相場も教えてくれます。
必要なら年収交渉までしてくれます。

しかし──

最後に決断するのは、あなた自身です。

複数のエージェントを使い、
複数の意見を聞き、
自分の軸を持って選ぶこと。

私はこうして年収150万円アップの転職を実現し、
37歳で上場企業の経理に転職することができました。

特別な才能はありません。
ただ、諦めずに積み上げ続けただけです。

転職は怖い。
不安も大きい。
でも、動いた人から人生は変わります。

あなたも必ず変われます。
焦らず、でも止まらずにいきましょう。