お金がないと、夢は続きません。
これは精神論ではなく、私自身が身をもって知った現実です。
28歳までフリーターだった私は、公認会計士試験に挑戦していましたが、最終的に続けることができませんでした。
理由はシンプルです。お金が尽きたから。
努力が足りなかったわけではありません。
やる気がなかったわけでもありません。
でも「続けられる環境」がありませんでした。
前回の記事では、ここから私が
「お金は贅沢のためじゃなく、挑戦の燃料だ」と考えるようになった話を書きました。
今回は続きです。
「お金を 何に 使うのか」
「逆に、 何に 使わないのか」
ここが決まらないと、結局は迷い続けます。
そして迷いは、挑戦を止めます。
もし今、
お金のことが頭から離れず、やりたいことに集中できていないなら、
この話がどこかの参考になれば嬉しいです。
目 次
私が迷わずお金を使うところ
私は「お金を使うところ」には迷わず使います。
節約がしたいわけでも、我慢がしたいわけでもありません。
基準はシンプルです。
それが、挑戦を“続ける力”になるかどうか。
挑戦は、気合いだけで続きません。
むしろ厄介なのは、頑張りたいのに頑張れない日が来ることです。
・疲れて頭が回らない
・やる気が出ない
・うまくいかなくて手が止まる
・生活が荒れて立て直せなくなる
こういう日が来たときに、支えてくれる支出だけは、私は切らないようにしています。
具体的には、こういうところです。
勉強環境(集中できる場所・道具)
勉強は、意思より環境で決まります。
家だと集中できないなら、場所を変える。
すぐ手に取れる状態にする。
迷わない導線を作る。
「今日は無理だ…」って思う日も、
1時間だけ作業ができるなら迷わずカフェでワンコインを使います。
私にとってこれは、気分の問題じゃなくて継続率の問題です。
長く使える仕事道具
高いものが正解という話ではありません。
でも「毎日使うもの」だけは、投資になることが多い。
たとえば仕事道具は、
ストレスが減る=集中力が増える=消耗が減る。
ここは地味ですが、積み上げるほど効いてきます。
挑戦の継続は、派手な努力より、こういう“削られない工夫”のほうが効きます。
心が回復する時間
私は、心の回復を“贅沢”だと思わないようにしています。
回復できないと、次の日に進めないからです。
映画でも、散歩でも、短い外出でもいい。
「戻ってこれる時間」を確保しておく。
挑戦していて成果が無風の期間は、途中で何度も折れかけます。
そのときに必要なのは根性より、回復です。
続けるための余白
余白は、甘えじゃありません。
余白がないと、失敗した瞬間に終わる。
・予定が詰まりすぎて修正できない
・体調を崩したら崩壊する
・仕事が忙しくなったら全部止まる
この状態だと、挑戦は“続けたくても続けられない”になります。
だから私は、余白を持つことを
「逃げ」じゃなく「続ける設計」だと思っています。
使わないと決めているお金の使い方
逆に、使わないと決めているお金もあります。
・一時的な満足で終わるもの
・思考を削る消耗
・続かない前提の使い方
これらは、夢のアクセルではなく、ブレーキになる。
そして一番きついのが、
こういう支出が積み重なると頭の中が常にお金のことで埋まることです。
・何にいくら使ったか
・次の支払いは大丈夫か
・今月乗り切れるか
これが始まった瞬間、挑戦は“片手運転”になります。
私は、これを何度もやって失敗しました。
会計士試験の挫折で、私の「基準」が生まれた
会計士試験のときの私は、
「努力すればどうにかなる」と思っていました。
でも現実は、そんな単純じゃなかった。
お金が尽きると、
「やりたいかどうか」じゃなく、
「続けられるかどうか」になってしまう。
前回の記事でも書いた通り、
あの挫折は、私にとって“痛すぎる現実”でした。
それ以来、私は「節約」よりも先に、
使い方の基準を持つようになりました。
社長の言葉「投資か浪費か」で思考が変わった
働き始めてから、社長を送迎する機会がありました。
その中で何度も言われた言葉があります。
「それは投資か、浪費か」
最初は、その違いがよく分かりませんでした。
でも今さらながら理解できてきました。
投資か浪費かを分けているのは、
金額ではなくて、“向き”と判断しています。
・未来の自分を助けるか
・未来の自分を削るか
・続ける力が増えるか
・続ける力が減るか
私は会計士試験で、
この“向き”がズレたまま走っていました。
使い方がズレると、
夢は止まります。
逆に、使い方の向きが合うと、
同じ金額でも、夢は進みます。
だから私は、今こう考えています。
お金は「減らす」より「方向」が大事。
今日からできる一歩
今日、いきなり生活を変える必要はありません。
まずはこれだけでいい。
・今月の支出を見て「投資っぽいもの」を1つ探す
・今月の支出を見て「浪費っぽいもの」を1つ探す
・来月は“浪費っぽい方”を、ほんの少しだけ小さくする
大きく変えなくていい。
でも“方向”だけは変えられます。
お金は、貯めるためだけのものではありません。
続けるための道具だと、私は思っています。
一緒に、前へ進んでいきましょう。
