再起

高学歴経理が簿記1級を取らない理由の考察──だからこそ“逆転の武器”になる

経理に挑戦したいけれど、
「自分は高学歴でもないし、簿記1級でも持っておかないと戦えないのでは…?」
そんな不安を抱えていませんか。

私は28歳までフリーターで、学歴も特別高いわけではありませんでした。
そこから未経験で経理に挑戦し、簿記1級を独学で取得し、
そして現在はプライム上場企業で働いています。

転職して最初に驚いたのは、

高学歴の経理に、簿記1級保持者がほとんどいなかったこと。

「自分だけが簿記1級保持者」という部署状況は、私にとって違和感がありました。

でもその理由を理解したとき、
簿記1級は“逆転の武器”になり得る資格だと思いました。

この記事では、

・高学歴経理が簿記1級を取らない理由の考察
だからこそあなたが“逆転できる根拠”
今日から取れる具体的な行動

この3点をわかりやすくまとめます。

この記事を読むことで、
「学歴がないから不利」だと思い込んでいる人が、
自分の戦い方を選び直すきっかけになれたら幸いです。

高学歴経理に簿記1級保持者が少ない「3つの理由」

理由①:高学歴層は最初から“実務で評価される道”に乗っている

高学歴の人は、新卒カードで
上場企業や大手企業の「若手育成枠」に入りやすい。

そこで最初の数年で、

・月次決算
・四半期・年次決算
・連結・開示
・子会社管理
予算管理
・監査法人対応

といった高価値な実務経験を積むことができます。

経理の世界では資格より“実務”が評価されるため、
彼らは簿記1級を取らなくても評価されるルートに自然と乗っている。

つまり、最初から勝てる土俵にいるため、簿記1級の必要性が低い。

これが1つ目の理由です。

理由②:簿記1級は“学歴に関係なく難しい”から

簿記1級は、地頭の良さや学歴だけで突破できる試験ではありません。

・勉強時間:1000〜1500時間
・合格率:8〜10%
会計士短答の足切りレベル
・分量が膨大で、継続力がないと絶対無理
・理論と計算を同じレベルで処理する負荷が高い

高学歴の人でも、実務をやりながら1級を取るのは現実的ではない。

だから多くの人はこう判断する:

「実務や英語、USCPAに時間を使ったほうが賢明」

努力しないから取らないのではなく、
“時間対効果が厳しいほど難しい資格”だから取らない。

これが2つ目の理由です。

理由③:実務を積んだほうが“キャリアのROIが高い”から

経理の市場価値が一気に上がる瞬間は資格ではありません。

・連結決算ができる
・開示ができる
・税務申告の補助ができる
・子会社管理ができる
・監査対応ができる

こうした 実務の引き出し が、
簿記1級以上にキャリア価値を生むことを知っている。

つまり、簿記1級に1000時間使うよりも、実務で成果を出すほうが昇格も転職も早い。

この合理的判断により、簿記1級の優先度は下がる。

これが3つ目の理由です。

だからこそ──簿記1級は“逆転の武器”になる

高学歴層は、戦略的に簿記1級を取らない。
必要がない・コスパが悪い・実務の方が価値が高いと理解している。

その結果、
上場企業の経理でも、簿記1級保持者はほとんどいない。

実際、私が転職した部署でも
簿記1級保持者は“私ひとり”でした。

これは、低学歴のフリーターだった私でも、
再起の機会になるのではないかと思いました。

なぜなら、

・彼らが取らない資格
・難しいからこそ価値がある資格
・実務の土台として信頼される資格

これらをすべて満たすのが 簿記1級 だから。

特に、私のように

・社会人デビューが遅く
・経理キャリア後発で
・フリーターから挑戦し
・それでも1級を独学で突破した

というルートは、
高学歴には絶対に再現できないからです。

簿記1級を持っているだけで、
転職市場で光る“差別化要素”になると思いました。

あなたのキャリアは“ここから作れる”

私は28歳までフリーターで、
普通の社会人生活すらできなかった人間でした。

でも簿記1級を取り、実務を積み、
今ではプライム上場企業で働いています。

高学歴ではなくても、
キャリアは必ず逆転できます。

私にとって、簿記1級はその最短の武器になりました。

すぐに1級を目指す必要はありません。
まず考えるべきは、次の3つ。

① 自分がどの戦略で戦うか決める
・実務で攻めるのか
・資格で逆転するのか

② 簿記をどこまで取るか考える
・2級で実務に入る
・1級で逆転を狙う

③ 自分の「弱み」を武器に変えるルートを作る

学歴・年齢・キャリアの遅れは、
資格で埋められる部分が大きい。

あなたの挑戦を、心から応援しています。
一緒に前へ進んでいきましょう。