再起

過去と向き合う──後悔に縛られず前に進む方法

挑戦したい気持ちはあるのに、
過去の自分を思い出すだけで胸が苦しくなることがあります。

「なんであのときもっと頑張れなかったんだろう」
「遠回りばかりで、取り返しがつかない」
「過去の自分が足を引っ張っている気がする」

これは、28歳までフリーターで社会人経験ゼロだった私が、ずっと抱えていた感情です。
会計士試験でもうまくいかず、努力しても成果が出ず、
“過去の選択すべてが間違いだったように”思えていました。

でも私はそこから再起し、
31歳で経理としてキャリアをスタートし、
37歳でプライム上場企業へ転職するところまで来ました。

この過程で気づいたことがあります。

過去の自分を「敵」にしてしまうと、成長してきた事実まで否定してしまう。

この記事では、私が10年の遠回りの中で学んだ
「過去の自分との向き合い方」を一次情報として書いていきます。

同じように悩んでいる方の心が少し軽くなれば嬉しいです。

過去の自分を“敵扱い”すると、前に進めなくなる

再起を誓って行動し続け、間違いも経験し、
ようやく私は少しずつ気づき始めました。

私は長い間、
成果が出ないのは“過去の自分がダメだったからだ”
と責め続けていました。

でも、それは違いました。

今の自分は、過去の自分の延長でしかない。
過去を否定すると、積み上げてきた小さな成長まで否定してしまう。

確かに私の20代は最善の生き方ではなかったと思います。
反省もあります。後悔もあります。
でも、だからといってあの頃の自分を“敵”にした瞬間、
未来に進む力まで奪われてしまう。

ある日、気づいたんです。

事実は変えられない。
でも、解釈は変えられる。
解釈が変われば、今と未来の意味も変わる。

過去は、今の自分の邪魔をするものではなく、
ここまで来れた根っこそのものだったのです。

遠回りの10年があったから、今の私がいる

10年前、私はフリーターで、将来がまったく見えませんでした。
貯金もなく、資格もなく、社会経験もゼロ。
会計士試験もうまくいかず、道は閉ざされたように思えました。

でもその経験があったからこそ、
私は簿記や宅建の勉強に本気で向き合えました。
上場企業に転職できた今も、あの苦しい時期に助けられている実感があります。

遠回りばかりでしたが、それでも少しずつ前に進んでこれた。
周りの人と比べて特別に光る要素なんてありませんが、
過去の自分に対して、いまは素直にこう思います。

「よくここまで頑張ってこれたな」

過去の自分をどう扱うかで、未来が変わる

もし今あなたが、
過去の選択を悔やんで動けない状態にいるなら伝えたいです。

過去を変えることはできません。
でも、過去の意味は変えられます。

過去の失敗は、いまのあなたを止める理由ではなく、
いまのあなたを支える材料にもできる。

過去に負け続けた私が再起できた一番の理由は、
過去の自分を“否定しなかった”ことでした。

もちろん、すぐに前向きになれるわけではありません。
いまも私は手探りで生きています。試行錯誤の連続です。
確信なんてありません。

でも、過去の自分を味方にした瞬間、
道は少しずつひらけていきました。

過去の自分と和解する一歩

今日からできることは、とてもシンプルです。

・過去の自分を否定しない
・今日の行動をひとつだけ決める
・“できたかどうか” ではなく “やった事実” を残す
・夜、手帳にその1行を書き残す

この1行が、未来のあなたを支える土台になります。

過去にどれだけ失敗してもかまいません。
今日からの積み上げで未来は変えられます。

あなたも必ず前に進めます。

一緒に前へ進んでいきましょう。