再起

自己肯定感の育て方──過去の自分と向き合う

挑戦したい気持ちはあるのに、
成果が出ない日が続くと、前に進むのが苦しくなります。

「勉強しても手応えがない」
「努力が報われる気がしない」
「自分だけ遅れている気がする」

28歳までフリーターで、就職経験も社会経験もゼロだった私は、
まさにこの状態でした。

成果はコントロールできません。
でも、今日の行動はコントロールできます。

私はそこに気づくまでに何年もかかりました。
会計士試験に挑戦しても結果が一向に出ず、
“成果だけ” を追いかけるほど自己肯定感が削られていきました。

そこから私は、
成果ではなく“やった事実”を積み上げることで自己肯定感を育てる方法
に切り替えました。

この記事では、
28歳フリーターだった私がどのように自己肯定感を回復し、
37歳でプライム上場企業の経理に転職できるまでに至ったのかを、
一次情報で書いていきます。

あなたが今日の一歩を踏み出すためのヒントになれば嬉しいです。

成果が出ないとき、人は簡単に折れる

私は会計士を目指していた頃、
毎日勉強しても結果が一切出ない現実に心が折れていました。

・点数が伸びる気配がない
・努力が形にならない
・どれだけ時間をかけても前に進んでいる実感がない

成果が出ないと、自信はどんどん削られていきます。
自己肯定感なんて持てるはずがありませんでした。

でも、諦められなかった。
それは、努力の“量”だけは積み上げていたからです。

振り返るとこの頃の私は、
成果ばかりを追いかけ、行動を正しく評価できていませんでした。

だからこそ、成果が出ない日はすべて「負け」に見えていたのです。

行動の可視化で自己肯定感を高めた

簿記や宅建の勉強を始めたとき、
私は会計士試験での反省を踏まえて、ひとつ決めたことがありました。

成果は遅れてくる。だから、やった行動を見える形で残す。

私は毎日手帳を持ち歩き、
“やったこと” をすべて手帳に書きました。

・理解できなかった
・途中で寝てしまった
・過去問でボロボロだった

そんな日でも「やった事実」は残せます。
成果よりもはるかに安定して積み上げられるものです。

成功体験よりも、
「昨日よりも1つでも行動した自分」を評価するほうが大事
だと気づいていきました。

成果は裏切る。
でも行動は裏切りません。

継続が育てた自己肯定感

私は特別に強い人間ではありません。
自信なんてほとんどありませんでした。

だからこそ、
行動を積み重ねることでしか自己肯定感を育てられなかった
というのが本音です。

・結果が出ない日でも「やった」自分は裏切らない
・積み上げの事実が、焦りに飲まれるのを防いでくれる
・成果が出たとき、その下地にある行動量が自信に変わる

資格の合格も、転職の成功も、
特別な才能で勝ち取ったわけではありません。

“自分の行動を否定しない習慣”
これが、私を前に進ませてくれました。

まずは、“机に30分向かう” を今日やってみてください。

内容は何でもかまいません。
テキストを開くだけでもいい。
1問だけでもいい。

私は宅建の初期段階で、
「今日は何をやるか」を細かく決められませんでした。
だからこそ、“机に30分向かう” という行動だけを決めていました。

小さくても、その30分は必ずあなたの味方になります。
“やれた自分” を積み上げることが、自己肯定感の土台になります。

成果が出ない時期は苦しいです。
でも、あなたが弱いわけではありません。
ただ、成果が出るまでの“時間”が必要なだけです。

焦らなくて大丈夫です。
行動は、今日から変えられます。

自己肯定感は、“できる自分”が育てるものではありません。
積み上げた行動の中で、静かに育っていくものです。

一緒に前へ進んでいきましょう。