28歳まで社会人経験ゼロ。
就職活動も一度もしたことがなく、将来への不安だけが大きくなっていく毎日。
フリーターから抜け出す方法もわからず、
会計士試験に挑戦し続けることで“努力している自分”を保っていた時期がありました。
しかし、試験にはかすりもしない。
独学では太刀打ちできず、予備校に通うお金も尽き、
「人生どうするんだろう」と焦りと孤独だけが増えていった頃、
私はある決断をします。
「ここから人生を立て直すしかない」
その瞬間から、私の“再起の10年”が始まりました。
この記事では、フリーターから上場経理職へ辿りつくまでに、
私が10年間で積み上げ続けた「継続の習慣」についてお話しします。
継続と積み上げが私の強み
再起を誓ったとき、私には社会人経験もキャリアも、特別な才能もありませんでした。
ただ一つだけ自信が持てたものがあります。
「継続する力」だけは持っていたことです。
会計士試験を断念したとき、私はこう思いました。
会計士にはなれなかった。でも他の方法があるはずだ。
試験に挑戦した時間は無駄ではありませんでした。
簿記の知識、そして「働きながら勉強することに抵抗がない自分」が残りました。
学歴がない。
社会経験もない。
スタート地点も10年遅い。
それでも勉強で積み上げ続ければ、必ず追いつけるし、追い越せる。
その気持ちが、私を動かし続けてくれました。
当時の私は
-
昼の30分は必ず勉強
-
仕事帰りは必ずコワーキングへ直行
-
60%の成果でも毎日継続させる
そんな“当たり前の習慣”を、毎日続けていました。
継続は才能ではありません。
決めた環境に自分を置き続けること。
それだけでした。
私が伸ばした簿記資格
会計士試験を諦めたあと、私の手元に残った武器はただ一つ。
簿記1級の資格でした。
社会人経験ゼロの私にとって、これが唯一の武器。
この武器を中心に、もう一度人生を組み立て直すことを決めました。
そして本社の経理担当に異動してみて気づいたことがあります。
実務の現場で、簿記1級を持っている人は「意外と少ない」。
これは本当に驚きました。
資格を持っているだけで周囲との差別化になり、
「この道で勝負できる」という実感が湧いてきたのです。
そこから私は、簿記1級を実務で“使える武器”へと磨いていきました。
-
月次決算
-
四半期
-
連結
-
税理士対応
-
Excel・資料作成の徹底強化
6年間の実務経験を積み重ねて、
ようやく市場で戦えるレベルに到達しました。
簿記資格は持っているだけでは意味がなく、
実務の中で磨いて初めて力になります。
そしてこの積み重ねが、
37歳で上場企業に転職する大きな後押しとなりました。
挑戦できる環境とは
継続するためには「意志」よりも「環境」が大事だと痛感しました。
28歳で再起を誓ったとき、
私はこう自分に言い聞かせました。
人間は弱い。“環境”を整えないと続かない。
家から自転車で5分のジムにすら行けない日があった私には、
意志の力に頼るのは限界があると分かっていました。
だからこそ、挑戦できる環境を自分で作りました。
-
会社帰りに必ずコワーキングスペースへ寄る
-
家に帰る前に勉強を終わらせるルール
-
昼休みは30分だけ集中して勉強
-
朝活で少しだけ積み増す
「どうすれば継続できるか」を考えて、
挑戦へのハードルを徹底的に下げた生活を作りました。
この環境作りこそ、
10年間積み上げ続けられた理由です。
あなたの再起は今日から始まる
10年かけてフリーターから上場経理職になるまで、
私は特別な才能も、華やかな経歴も持っていませんでした。
ただ、
・自分の中で戦える武器を絞る
・実務の中で磨く
・挑戦できる環境を構築する
・継続で積み重ね続ける
この4つだけで、人生は大きく変わりました。
今はエクセルVBA、英語、企画部門、海外勤務、不動産投資…
転職し新たに挑戦できる選択肢がずっと増えました。
でも、再起の道はまだまだ途中です。
もしあなたが今、
「遅すぎる」「何もない」と思っているなら、安心してください。
私も同じ場所からスタートしました。
あなたの再起は、今日から始まります。
次回は
「独学で簿記1級・宅建にフルタイム勤務から合格した勉強法
について書いていきます。