再起

後悔はいつも過去にある ――28歳フリーターだった私が気づいた後悔の構造

28歳まで、私はフリーターでした。
就職経験なし。
正社員経験なし。

20代のほとんどを、
「どうしよう」「まだ早いかもしれない」
そう考えながら過ごしていました。

今振り返ると、正直、
後悔は残っています。

失敗したことへの後悔ではありません。
挑戦して傷ついたことへの後悔でもありません。

何もしなかった時間。
迷って、止まっていた時間。

その時間に対する後悔です。

この記事では、
なぜ過去の私は「動かない選択」を繰り返してしまったのか
そして、
なぜ後悔はそこに集中して残るのか
自分の経験をもとに整理していきます。

もし今、
迷って止まっている感覚があるなら、
考えを整理する材料として
少しでも役に立てば幸いです。

なぜ過去の私は、動かない選択をしていたのか

当時の私は、
自分なりに「考えているつもり」でした。

でも実際にやっていたのは、
動かない理由を集めることだったと思います。

正解を選ばないと意味がないと思っていた

就職も、勉強も、資格も。

・この選択は正しいのか
・今やるべきことなのか
・失敗したら取り返しがつくのか

そうやって考えているうちに、
時間だけが過ぎていきました。

中途半端に始めるくらいなら、
ちゃんと決めてからやろう。

そう思っていました。

でも今なら
「ちゃんと決めてから動く」は、
一番動けなくなる考え方だった
と認識しています。

失敗=後戻りできないと思っていた

当時の私は、
失敗をこう捉えていました。

・一度失敗したら終わり
・キャリアは取り返せない
・間違えたら詰む

だから、
失敗するくらいなら何もしないほうがいい。

そう思っていました。

でも実際には、
失敗よりもずっと取り返しがつかなかったのは、
何も行動しなかった時間でした。

安全な選択をしているつもりだった

何もしないことは、
安全な選択だと思っていました。

現状維持。
傷つかない。
恥をかかない。

でもそれは、
「安全」ではなく
ただ止まっていただけでした。

止まっている間にも、
周りは進みます。
時間は過ぎます。

社会が前進しているのに自分は立ち止まっている。
周りとの差だけが、静かに広がっていきました。

後悔が一番生まれるのは「動かなかった時間」

今になって強く思うのは、これです。

後悔は、
失敗した瞬間には生まれません。

後悔が一番大きくなるのは、
あとから振り返ったときです。

「あのとき、やっておけばよかった」
「なんであの時、動かなかったんだろう」

この言葉は、
挑戦して失敗したときよりも
挑戦しなかったときの方が出やすい。

これは、過去の自分が証明しています。

失敗した過去より、止まっていた過去のほうが重かった

資格試験に落ちたこともあります。
うまくいかなかった挑戦もあります。

でも、それらは
「やった結果」でした。

一方で、
何もせずに終わった時間は、
理由も成果も残りません。

ただ、
「何もしなかった自分」だけが残る。

これが一番、後から効いてきます。

後悔は「選ばなかった時間」から生まれる

今の自分なりに整理すると、
後悔が生まれる構造はシンプルです。

・動かなかった
・何も起きなかった
・でも時間だけは過ぎた
・振り返ったときに「選択肢はあった」と気づく

このとき、
今でも私は強く後悔してしまいます。
10年経った今でも、過去の自分について笑って思い出話にはできません。

失敗していたら、
「仕方なかった」と納得できる余地があります。

でも、
動いていなかった場合は違います。

自分で何も選ばなかったことが、
後悔として残る。

後悔を減らすの方法

過去の私に伝えられることがあるとすれば、
これだけです。

後悔をゼロにすることはできない。
でも、減らすことはできる。

その方法は、
完璧な選択をすることではありません。

動くことです。

小さくてもいい。
失敗してもいい。
意味が分からなくてもいい。

動いていれば、
少なくとも
「何もしなかった」という後悔は残りません。

今、迷っているあなたへ

もし今、

・迷っている
・決めきれない
・正解が分からない

そんな状態なら、
それは悪いことではありません。

ただ一つ、
覚えておいてほしいことがあります。

後悔は、
動かなかった時間に溜まりやすい。

決断はいりません。
覚悟もいりません。

今日できる一手を、
一つだけ動かしてみてください。

それだけで、
未来の後悔は確実に一つ減ります。

私は、20代を振り返って
後悔がないとは言えません。

でも今は、
後悔を増やさない選択ができるようになりました。

完璧じゃなくていい。
失敗してもいい。

止まらなければ、
人生は前に進みます。

私もまだ途中です。
だから今日も、動きます。

一緒に、前へ進んでいきましょう。