再起

やめなかっただけの日にも価値がある

成果が出ない日は、思っている以上に多い。

勉強しても手応えがない。
仕事をしても前に進んでいる実感がない。
「今日は何をやったんだろう」と思いながら、1日が終わる。

この記事では、
そんな成果ゼロに見える日をどう捉え直せば、
再起を途中で終わらせずに済むのかについて書いています。

前に進む方法を書く記事ではありません。
頑張り方を教える記事でもありません。

「何もできなかった」と感じた日に、
それでも再起を終わらせないための判断軸を整理したものです。

成果が出ない日は、簡単に自己否定に変わる

成果が出ない日が続くと、
多くの人は、行動そのものではなく自分を疑い始めます

・向いていないんじゃないか
・やり方が間違っているんじゃないか
・もう意味がないんじゃないか

このとき起きているのは、
「何も進んでいない」という事実ではありません。

評価の軸が、結果だけに寄ってしまっている状態です。

結果が出ていない=ゼロ
意味がない
やめたほうがいい

そうやって、
その日の出来事以上の結論を出してしまう。

ここが、再起を終わらせる分岐点になります。

28歳のとき、私は何度も足踏みしていた

28歳のとき、私はフリーターでした。
学歴も職歴もなく、周回遅れだと感じていました。

一発逆転を狙って始めた会計士試験は、
何年も成果が出ないまま続きました。

テキストが悪いんじゃないか。
やり方が間違っているんじゃないか。
そもそも自分には向いていないんじゃないか。

成果が出ないたびに、
結論だけが先に浮かびました。

同じところをぐるぐる回っているような感覚。
前に進んでいる実感は、ほとんどありませんでした。

「できなかった日」を、ゼロにしない工夫

正直に言うと、
毎日机に向かえていたわけではありません。

疲れて何もできない日もあった。
気持ちが切れて、勉強を避けた日もあります。

それでも、
完全にゼロにはしないようにしていました。

電車の中でテキストを開く。
数ページだけ読む。
問題を1問だけ見る。

それだけの日もありました。

それでも、
完全にゼロにはしないようにしていました。
「終わらせないこと」だけは、手放したくなかったからです。

やめなかった日は、前進ではない

今振り返ると、はっきり分かります。

やめなかっただけの日は、
前進した日ではありません。

成長したとも言えないし、
自信がついた日でもない。

でも、
再起を終わらせなかった日でした。

判断を急がなかった日。
「もうやめよう」という結論を、先延ばしにできた日。

その積み重ねがなければ、
後の正社員登用も、本社異動も、転職もありませんでした。

再起は「終わらせなかった日」でできている

再起というと、
前に進んだ日や成果が出た日だけを数えがちです。

でも実際は、

・何もできなかった日
・成果が出なかった日
・停滞していると感じた日

そういう日のほうが圧倒的に多い。

再起を続けられたかどうかの分かれ道は、
その日に何をしたかではありません。

その日に、
再起を終わらせる判断をしなかったかどうか。

それだけです。

やめなかっただけの日は、十分に価値がある

やめなかっただけの日は、
褒められる日ではありません。

自信がつく日でも、
前進を実感できる日でもない。

それでも、その日は、

再起を終わらせる判断をしなかった日
結論を急がなかった日
判断を先送りできた日

でした。

停滞している日に出した結論ほど、
後から振り返ると早すぎることが多い。

だからこそ、
成果ゼロの日を「失敗」にしない。

やめなかっただけで十分だった日がある。
そう捉え直せるかどうかで、
再起は静かに続いていきます。

一緒に、前へ進んでいきましょう。