資格の勉強をしていると、
一度はこう考えると思います。
「まとめノートを作った方がいいのかな」
頭の中が整理されそうだし、
真面目に勉強している実感も持てる。
実際、まとめノートが合う人もいます。
それでも私は、
まとめノートを作りませんでした。
それは能力や根性の問題ではありません。
「どこに基準を置いて勉強するか」
その判断が違っていただけです。
この記事では、
なぜ私がまとめノートを作らなかったのか。
再起の途中にいた自分が、
どんな前提でその判断をしたのかを書いていきます。
あくまで、私自身のやり方の紹介です。
合う・合わないは人それぞれなので、
参考になる部分だけ持ち帰ってもらえたら嬉しいです。
目 次
私の勉強は最初から「周回前提」だった
私の勉強は、
一周で完璧に理解する設計ではありませんでした。
・問題を解く
・間違える
・理由を確認する
・もう一度解く
これを、何周も回す前提。
「分かるか」よりも、
本番でその選択肢を切れるかを重視していました。
最終的には7周と回すつもりだったので、
一回ごとの完成度は高く求めていません。
この前提があったからこそ、
勉強時間はできるだけ
問題に触れる時間に使いたかった。
ここで、まとめノートは
どうしても優先順位が下がりました。
フルタイム勤務で、使える時間は限られていた
当時の私は、
フルタイムで働きながら勉強していました。
一日の中で
自由に使える時間は、決して多くありません。
しかも私は、
28歳までフリーター。
正社員経験もなく、周りと比べれば
完全に周回遅れからのスタートでした。
だから私は、
思考をきれいに整理してから進むよりも、
解きながら軌道修正して、走り続けることを選びました。
まとめノートを作る時間があるなら、
一問でも多く問題に触れたい。
間違えながらでもいいから、前に進みたい。
私にとって必要だったのは、
安心感ではなく、
「今どこで詰まっているかが分かる状態」でした。
ノートは「安心」をくれる
正直に言うと、
まとめノートを作ると気持ちは落ち着きます。
「今日はちゃんとやった」
「ここまで整理できた」
その感覚があるのは、事実です。
でも当時の私は、
その安心感を優先できる立場ではありませんでした。
ノートが増えても、
問題が解けるようになっているとは限らない。
合格点に近づいているのかどうか、
自分でも分からなくなる。
だから私は、
整理してから動くよりも、
動きながら整える方を選びました。
私の判断基準は「合格点に近づいているか」
勉強法を選ぶとき、
私が置いていた基準は一つだけです。
これで、合格点に近づいているか。
・理解が深まるか
・きれいにまとまるか
・勉強している実感があるか
これらは、すべて二の次でした。
合格点を取るために
必要かどうか。
その基準で考えた結果、
まとめノートは作らない方がいい
という判断になりました。
まとめノートは作らない代わりに、印だけ残した
まとめノートは作りませんでしたが、
何も残していなかったわけではありません。
・毎回迷う問題
・何度も間違える論点
そういうところにだけ、
付箋やドッグイヤーで印をつけていました。
そして周回するたびに、
・もう大丈夫
・まだ怪しい
そうやって判断し、
印を一つずつ外していく。
ノートを増やす代わりに、
迷いを減らす。
それが、私のやり方でした。
同じところで何度も迷う自分を否定しなかった
周回していると、
同じ論点で何度も迷います。
でも私は、
それを「理解が遅い」とは思いませんでした。
再起は時間がかかるロングゲームです。
一度で腑に落ちる方が、むしろ少ない。
同じところに何度も戻るのは、
自分にとって大事な論点だから。
だから、
まとめて終わらせようとはしませんでした。
何度も確認する前提で、
前に進み続けることを意識していました。
まとめノートを作らなかったのは「止まらないため」
私がまとめノートを作らなかった一番の理由は、
勉強を止めたくなかったからです。
まとめる
↓
満足する
↓
少し止まる
この流れを、
できるだけ作らないようにしていました。
再起の途中にいた私にとって、
一番怖かったのは
「一度止まること」でした。
大事なのは「やり方」より「基準」
まとめノートを作ること自体を
否定したいわけではありません。
合う人もいますし、
必要な場面もあります。
ただ一つ、
自分に問いかけてみてほしいことがあります。
これは、自分の目的に合っているか。
私の場合は、
「合格点に近づくか」という基準でした。
その基準に照らすと、
まとめノートは必要ありませんでした。
あなたにとっての基準は、
また別かもしれません。
それでいいと思います。
私は、
まとめノートを作りませんでした。
その代わりに、
・問題に触れる時間を増やす
・迷いを印で残す
・周回で理解を深める
この設計を選びました。
この記事は、
「ノートは作るな」という話ではありません。
自分は、何を基準に選んでいるか。
そこを一度、言葉にしてみてほしい。
そのきっかけになれば、
この記事は役割を果たしたと思います。
私もまだ、再起の途中です。
一緒に、前へ進んでいきましょう。
